町田の美容室ROWSEです
エルゴチオネイン
ほとんどの方が聞いたことない言葉だと思います
ではエルゴチオネインてなんでしょう?
エルゴチオネインは1909年に麦角から発見されたアミノ酸のことです
チオとは、硫黄(イオウ)の原子を意味している言葉です
1909年に発見された後、1911年に化学構造が決定されました
そして1920年には動物の血液の中にも
存在することが確認されました
このエルゴチオネインというのは、
キノコ類などの菌類や一部の細菌のみが合成できる成分で
含硫アミノ酸の一種になります
水に溶ける性質を持っていて熱や酸に強く
120℃に2時間もの間、放置していてもほとんど影響を受けないらしいです
エルゴチオネインは元々多くの生物に存在しているのですが
動植物では自身で合成ができないで、キノコなどの菌類と一部の細菌のみしか生み出すことができないようです
エルゴチオネインを生み出すことができない植物は
土壌細菌がつくりだしたエルゴチオネインを根から吸収して
動物はその植物を摂取することによってエルゴチオネインを体内に取り入れます
同じように、人間も自分で生み出すことができないので
食べ物からエルゴチオネインを摂取することで
肝臓や腎臓、赤血球、皮膚などに貯蔵しています
キノコに含まれるエルゴチオネインは
菌床や石づきなどいう部分
普段は捨てられるような部分にもあるようです
エルゴチオネインは、抗酸化作用が強くて、
DNAの損傷や過酸化脂質の生成を防ぐ働きが期待されています
その抗酸化作用に加えて、エルゴチオネインには、
光による肌の老化を抑制する効果があるといわれていて、
美容の面からも注目されている成分です
エルゴチオネインは「シイタケ」や「ヒラタケ」などのキノコ類に多く含まれていて
人間は、食物から積極的に摂取する必要です
エルゴチオネインを特に多く含む食材には
「ササクレヒトヨタケ」があります
この「ササクレヒトヨタケ」は円柱型の白い絹のようなカサを持っていて
白くささくれた毛皮のような鱗片に覆われた美しい姿だそうです
マシュマロのような口当たりで美味しく、特に油との相性が良いといわれています
活性酸素を除去する効果
エルゴチオネインには強い抗酸化作用があるので
活性酸素によるDNAの損傷や過酸化脂質の生成を防ぎます
エルゴチオネインの抗酸化力は非常に高くて、その力はL-システインや
ビタミンC(アスコルビン酸)などの他の抗酸化成分よりも強いらしいです
DNAの損傷により遺伝子にエラー(ミス)が生じて、ガンなどの病気を引き起こされるといわれています
また、過酸化脂質が体内で増加しすぎると、血管の内壁にとどまり、
動脈硬化などの生活習慣病を引き起こす危険もあります
血管の老化現象ともいわれる動脈硬化は、
40歳以上になると多く見られる症状で、動脈硬化によって血流が悪くなると、
さまざまな臓器の働きに弊害が生じます。
その結果、脳梗塞や心筋梗塞などを引き起こす危険性が高くなってしまいます
エルゴチオネインには活性酸素の働きを抑制する効果があります
美肌効果
エルゴチオネインは、「しわ」や「たるみ」を防ぐエラスターゼ活性阻害作用や
シミの原因をつくらないチロシナーゼ活性阻害作用があるといわれています
エラスターゼは肌のハリや弾力を保つために必要なエラスチンを分解する酵素です
エルゴチオネインは、このエラスターゼの活性を阻害することでエラスチンを守って
肌のハリを回復させたり、維持する効果が期待されています
エルゴチオネインはシミやそばかすの原因となるメラニンを生み出すチロシナーゼの活性を阻害してくれます
さらにエルゴチオネインは光がもたらすダメージから目を守る働きがあります
すでにご存じだとは思いますが、紫外線は皮膚の表皮や真皮を構成する細胞がダメージを与えて
「シミ」「しわ」などの皮膚の老化を促進してしまいます
エルゴチオネインには活性酸素の働きを抑える効果があるため、光による肌の老化を抑制します。
エルゴチオネインには美肌を生み出す効果があります
またエルゴチオネインは強い抗酸化作用を持つことから
活性酸素による神経細胞へのダメージを緩和することが報告されています
神経細胞、特に脳神経細胞がダメージを受けると、
「認知症」や「アルツハイマー病」などの様々な病気が生じることから
エルゴチオネインは脳神経を保護し、アルツハイマー病予防効果が期待されています
エルゴチオネインを含む食品
○ササクレヒトヨタケ
○シイタケ
○ヒラタケ
こんな方におすすめ
老化を抑制したい方
美肌を目指したい方
町田市原町田6-20-4
ベルウッド町田102
042-794-7972
ROWSE