「皮脳同根(ひのうどうこん)」前編

町田の美容室ROWSEです

 

 

今回は前で少しふれた「手が持つ「癒し」の不思議な力」

ふれた「皮脳同根(ひのうどうこん)」ということを

深堀したいと思います

 

 

この「皮脳同根(ひのうどうこん)」という言葉を、耳にしたことがある方は少ないと思います

僕も最近知りました(笑)

 

この言葉を簡単に説明すると、私たちの皮膚と脳は同じルーツを持つため密接に繋がっている

ということを表した言葉になります

 

身近な例で考えてみると・・・・

 

ストレスが溜まった時、肌荒れが普段よりもヒドくなっていたという経験とかはありませんか?

 

この症状は実は、不安や心配、怒りや悲しみといったストレスを受けた結果

自律神経のバランスを崩してしまいい、肌に栄養を与える毛細血管の血流が悪くなった事も

もちろんあると思いますが

精神状態や脳の不安定さが肌に影響を与えたとも考えられます

 

これはただの肌荒れと、とらえるだけではなく

体からのSOSのような信号が出ているとも受け取れるんです

 

 

 

このような皮脳同根の考え方というのは、赤ちゃんの時にお母さんのお腹の中で形づくられていく

成長過程を知ることでより理解を深められます

 

「人間の神秘」赤ちゃんの成長過程とは?

赤ちゃんとなる受精卵は、お母さんのお腹の中で細胞分裂を繰り返しながら成長していきます

3週目には胚葉(はいよう)と呼ばれるものができます

この胚葉は外側から

外胚葉

中胚葉

内胚葉

と呼ばれる3層の細胞層から成り立っていて

ここからさまざまな器官が作られていくようです

 

 

卵で例えると

黄身→内胚葉
白身→中胚葉
殻→外胚葉

ということらしいです

 

この外胚葉から作られるのが、

脊髄とかの中枢神経などや

末梢神経

目や耳、鼻や表皮とかになる感覚器などといった

脳や皮膚です

 

内胚葉は、主に内臓になり

中胚葉は骨や筋肉になるそうです

 

脳と皮膚の誕生は同じ胚葉ということが、ここからわかります

 

つまり

皮膚と神経は同じ根源である

外胚葉の部分から分裂し形成されます。

生命としての最初の段階で皮膚と脳は同じところから

皮膚=肌と、脳は
同じ根を持つ

 

皮脳同根
という意味なんです

 

この

皮膚(身体)

脳(心)

つまり精神と深い関係があるということです

 

先ほども書きましたが人間は

お母さんの胎内でたった一つの受精卵から

細胞分裂を繰り返し人間として生まれてきます

 

 

生命としての最初の段階で皮膚と脳は同じところから
スタートしているということなのです。

 

後編に続く

 

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