町田の美容室ROWSEです
今回は「円形脱毛症」について
あくまでもわかっている部分なんですが・・・
僕の担当してきたお客様でも
円形脱毛症に突然なったり
慢性的になっていたり
いろいろお客様に相談されたことも意外に多いです
一般的には・・・・
円形脱毛症はストレスが原因でなってしまうイメージが強いです
でも、実は円形脱毛症の原因はストレスだけではありません
では、円形脱毛症の原因は他にどんなものが考えられるかと言うと
ストレス以外で円形脱毛症になる原因には
いま１番有力だといわれている理由が、自己免疫疾患です
人間の体は、外部からの侵入物に対して、自己免疫をする機能を持っています
でも、この機能が何らかの影響でうまく働かなくなる事を自己免疫疾患と言います
円形脱毛症は、リンパ球が毛根を異物と認識して攻撃するために発症すると考えられていて
たとえ毛根が元気であっても攻撃によって髪の毛が抜け落ちてしうんです
また別の要因としてアトピーの要因もあるのではという見方もあります
円形脱毛症発症患者の40％以上が、本人もしくは家族にアトピー疾患を
持っているというデータがあって、アトピーと円形脱毛症は
関係性があるのではないかという見方があります
その他にも遺伝的要素や、女性ホルモン値の急激な変化などが原因という例もあるようです
残念ながら現在は円形脱毛症は、完治に至るための
絶対にこれ！といった治療法がみつかってませんが
これまでの研究で有効である治療法は出てきています
昔、僕が子供の頃に耳にした
「１０円ハゲ」っていう言葉がありました
あまり耳触りが良い言葉ではなく
子供ながらに、とても好きな言葉ではありませんでした
おそらく１０円玉くらいの大きさの髪がまとめて抜け落ちる
円形脱毛症のことを１０円ハゲと言っていたんでしょう
この円形脱毛症は性別や、年齢問わず誰でも発症する可能性があります
小さめの物が一か所から数か所に出来る単発型円形脱毛症と、
三か所以上複数出来る多発型円形脱毛症があります
単発型で多い場所は後頭部のようです
小さめの物が頭の後ろに出来るので、髪の長い女性は意外と気づきにくいようです
症状が軽い場合は、１０円ハゲが出来たことに気づかないまま、治る人もいるようです
また単発型の症状から、多発型に進むこともあります。
この場合は、後頭部だけでなく耳の後ろを中心に複数できます
先ほども書きましたが自己免疫の疾患によるもの
現代社会はストレス社会とも言われてます
日々の生活の中で受けるいろいろななストレスがきっかけとなり
自己免疫疾患が発症すると考えられています
自分ではストレスと感じてなくても、
自分で気がつかないうちに、心に負担がかかっていることもあります
ピンパ節やリンパの話を他の時にもお話してますが
人の身体には、体内に入った細菌を攻撃してくれるリンパ球があるのですが
ストレスでこの自己免疫に異常が起こります
リンパ球が頭皮に集まり、頭皮の毛根を異物と勘違いすると、元気な髪が突然抜けてしまうのです
症状が軽い場合は後頭部に出来ることが多いです
悪化すると、後頭部だけでなく広範囲の多発型に症状が進むこともあります
この場合は治るとは言えないのですが
頭に溜まって「よどんでる」
リンパを流してあげると攻撃するリンパ球が減り
円形脱毛になる要因を減らす可能性が考えられます
アトピー性疾患（気管支喘息、アトピー性皮膚炎など）
先ほども書きましたが本人や家族がアトピー性疾患の人は、円形脱毛症を引き起こしやすい
この場合、単発型から症状が進行し、多発型の円形脱毛症になる割合も高いようです
後頭部の他に耳の後ろなど複数発生し、もっと重症化すると、脱毛箇所が広がる事もあります
婦人科疾患による場合
妊娠中に女性ホルモンが大幅に増加し、出産後に通常の値に戻ります
女性ホルモンの量が一気に減少することで、出産後に抜け毛が増えます
これは産後脱毛といわれていて、出産後のストレスや栄養不足などの要因と合わせて
円形脱毛症を起こす人もいます
おそらく円形脱毛症に気が付いた時は
かなり焦りがあると思いますが
原因を考え対処を考えましょう
皮膚科のお医者さんに頼ることも大事ですし
もし病院がハードルが高いようなら
いつも身近にいる担当の美容師さんに
１度相談してみてください
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