髪の毛の構造と役割

町田の美容室ROWSEです

今回は髪の毛の基礎知識と構造の

ちょっと難しいお話です

 

 

髪の毛1本を拡大すると

髪の毛はは巻き寿司のような感じで

芯の部分にある毛髄質(メデュラ)という部分

その周りを覆う毛皮質(コルテックス)という部分

そして表面部分を覆っている毛小皮(キューティクル)の

3種類の構造でできてるんです

 

髪の毛は、18種類のアミノ酸が結合してできた

繊維状のケラチンというタンパク質によって構成されています

 

 

毛髄質という部分には、メラニン色素や脂肪が多く含まれていて

立方体型の細胞がハチの巣状になって並んでいるのが特徴なんです

この細胞は空気を貯めることができるので

髪の毛に弾力に影響を与えたり

熱などの刺激から頭を守る働きがあります

 

では髪の毛の太さはというと

実は毛髄質の量によって決まります

 

 

日本人の髪の太さの平均は

細い人で0.06mm前後

太い人で0.08mm前後と言われています

 

 

 

毛髪の構造

毛皮質は、髪の約90%を占める繊維状のタンパク質が集まっていて

束になり毛髄質というところの周りを覆っています

このタンパク質が多い程髪が硬くて

少なければ柔らかい髪となります

 

毛皮質はたくさんのメラニン色素を含んでいるので

紫外線から肌を守る働きを持っていて

髪の色は毛皮質のメラニン色素の量で決まってきます

 

毛皮質は髪質に大きく依存する部分で

タンパク質の結合状態によって

直毛か波状毛か縮毛かも決まってきます

 

波状毛や縮毛の人の髪の毛は先天的にタンパク質がまっすぐに結合していない為

毛幹部を輪切りにしてみると、円形ではなく楕円形という形をしています

 

髪の表面を覆っている毛小皮は

薄くて硬いタンパク質でできています

よく耳にする

キューティクルという部分のことです

1枚のシートが円柱状に巻きついている訳ではなく

何層にもなって瓦のように重なっているのが特徴です

 

毛小皮は、外部のあらゆる刺激から髪を守る役目をしてます

 

髪の毛が生えている理由はいろいろありますが

基本的には「人間の身体を守るため」

という役目です

 

 

衝撃を吸収する役目もあります

髪の毛というのは衝撃を吸収する役割も持っています

 

人間の頭部というのはほとんど脂肪や筋肉が無いために、

脳を守るのは頭蓋骨がメインとなります

頭蓋骨が損傷してしまうと直接脳にもダメージを受けてしまうので

それを吸収するために髪の毛がクッションンとなって

衝撃を吸収してくれる役目です

 

では、なぜ衝撃を吸収できるかというと

髪の毛というのは、中に小さな空気が入っていて

一つひとつは小さくても、量が集まると

かなり衝撃を吸収してくれる素材になってくれます

 

私たちは生活している中で頭をぶつけるということが、意外と多いです

 

例えば、立ち上がる時や少し低いドアを潜るときなどに頭をぶつけますよね

また、毎日のように交通事故が起きているので、

これらに遭遇した時にでも髪の毛というのはクッションの役割を持っているので

少しでも衝撃を緩和されることができるのです

 

 

その他の髪の役割

その他にも、太陽の光からの紫外線を防いでくれたり、

衝撃を吸収してくれたり

体内の老廃物を体外に排出してくれたり

頭にかいた汗がダイレクトに落ちないようにしたり

 

そしてファッションの部分

そう!

その方を一人一人

個性的に

魅力的に

輝いてみえるようにヘアスタイルを作るうえでも

かなり重要な役割をはたしていることがわかると思います

様々な役割を果たしています。

多くの役割を持つ髪の毛を健康に保つためにも、

日頃からきちんとケアしましょう。

 

 

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