町田の美容室ROWSEです
今回は背中ニキビとシャンプー剤の関係性に
ついてのお話です
いっけん関係ないように思う方もいるのでは?
でも・・・・
実は・・・・
シャンプーの時に流した時に残ったシャンプーが
ニキビの原因に
シャンプーは水やお湯ですすぐだけでは
洗浄剤が背中の肌に残りやすく
毛穴を詰まらせてしまうからなんです
日常ヘアワックスとかスタイリングムースなどの
スタイリング剤を使っている人は
髪から離れたその成分が
すすいだときに肌に付着して毛穴を塞いでしまい
ニキビの原因に・・・
シャンプー剤は、ものにより爽快感を与えるために
ボディーソープより刺激が強い成分になりがちです
その成分が背中に残りってしまい
刺激によって肌が乾燥してしまい
ニキビの発生につながることもあります
でも現実的に背中ニキビがあるからと言って、
シャンプーをしないわけにはいかないですよね
シャンプーの後に体を洗うという順番にするのと
背中ニキビに極力刺激を与えないシャンプーの仕方は
というと
まずは最初のすすぎで
頭皮についた砂埃や汚れや
表面の汗や皮脂をよく洗い流すようにします
頭皮を揉みこむような感じで
全体を丁寧にすすぎましょう
実はこのすすぎを念入りにするだけでも
充分に髪や頭皮にういている汚れは落ちます
シャンプーに含まれている洗浄剤は
泡で汚れを浮かし
取り除くんです
ようするに、シャンプーをまんべんなく泡立てることが
上手なシャンプー方法です
たくさんシャンプーを出して適当に泡立ててしまうと
原液のシャンプーが首や肩や
背中に流れてしまい、乾燥や刺激の原因となります
きめの細かい泡にすることで
シャンプーの濃度を均一にして
同じシャンプーでも肌への刺激を抑えることができます
最終的なすすぎの時に
シャンプーで浮かした汚れも
シャンプー自体もすべてキレイに流しおとすようにします
またシャンプーする時の姿勢なんですが
同じ姿勢ですすがないことです
上を向いて額の生え際からすすいだら
下を向いて長い髪なら逆さまにして
うなじや耳の裏、首と肩の境までしっかり流します
自分の頭全体を上から俯瞰で見るように
全体360度全てをまんべんなく
しっかりとすすぎましょう!
そして洗い方ではなく成分も関係してます
シャンプー自体が肌に合わないで
背中ニキビの原因となっている場合もあります
背中ニキビが出来ている肌は弱っていて
普段のシャンプーが合わないということもあります
シャンプー剤に含まれているシリコンという成分が
膜を張るように毛穴に入って使うたびに蓄積してしまい
ボディーソープでも落ちにくくなります
シリコン成分配合のシャンプーは
美容師の立場からもおすすめできませんが
背中の肌トラブルが気になるときは
ノンシリコンのものから選んでいただきたいです
シャンプー剤の裏に表記されている成分名が
シリコン系の成分です
ジメチコン
シクロメチコン
シリカ
シリル
シロキ
シラン
などです
さらに刺激の少ないものを選ぶとしたら
無添加で石油系成分を使ってないものです
無添加表示で、石油系成分の表示名がないものを確認して
選んだほうが良いと思います
硫酸
ラウレス
スルホン酸
アンモニウム
上の成分表記があるものは石油系の可能性があるようです
あと女性で特にロングヘアの方に注意が必要なのが
トリートメントの成分です
ノンシリコンシャンプーと同シリーズでも
髪をサラサラにするためにトリートメントやリンスには
シリコンが入っている可能性が高いです
トリートメントも
できればノンシリコン・無添加を基準に刺激の低いものを選べれば
良いのですがなかなかノンシリコン系のトリートメントは少ないのが
現状です
その場合はなるべくトリートメント剤が背中の肌に直接触れないように
なじませるときは髪をまとめたり
シャワーキャップなどで対策を
肌に優しいシャンプー剤とは?
素肌と同じ弱酸性のアミノ酸系シャンプーがあります。
でも、アミノ酸系シャンプーには明確な定義というものが
ハッキリしてないのですが
中には「アミノ酸系」という名前だけのものもあります
こだわる場合は成分表示を確認が必要ですよね
石油系成分が、表示順5番目までに入っていないことです
・硫酸
・ラウレス
・スルホン酸
・アンモニウム
アミノ酸系シャンプーは穏やかな洗い上がりなので
最初は少し泡立ちも良くないので
使用感に違和感を感じるかもしれませんが
続けていくと次第に泡立ちも良くなり
髪本来のハリや潤いを取り戻します
その分、背中への影響も少なくて
肌に必要な皮脂を傷つけることなくシャンプーが出来ます
他には無添加・純せっけんのシャンプーもあります
完全無添加で
特に脂性肌の方で全身のニキビに悩んでいる人には
良いかもしれません
このシャンプー剤も今まで使っていた石油系成分やシリコンが
髪に残っている間は、軋みが気になるかもしれません
このような場合は、洗面器にお湯を入れて
そこにクエン酸小さじ1杯を溶かしてリンスするとよいです
せっけんで洗ったことにより
アルカリ性に傾いた髪を弱酸性に戻してくれます
そのあとはしっかり洗い流しましょう
ではシャンプーの順番?
そう!
背中ニキビの改善のために
守った方が良いのが「洗う順番」です
体を先に洗って
その後で髪を洗っているとシャンプーやリンスが
背中を伝って残ってしまいます
体が暖まって毛穴が開いている入浴時は
お湯で流されてきた洗剤が背中の毛穴を詰まらせることになります
シャンプーやリンスを先にすべて洗い流してから
体を丁寧に洗ってシャンプー剤を落とす必要があります
背中の小さな毛穴に詰まったシャンプーの汚れは
よく泡立てたボディーソープ
またはせっけんで洗うようにしましょう
背中はゴシゴシ力を入れて洗うと
シャンプー成分は次から傷口から入り込んでしまい
炎症を起こすことがあります
背中の毛穴よりも細かい泡で
汚れを絡み取らせるイメージで
しっかりと泡立ててやさしく洗いましょう
肩口などもニキビが出来やすいので
全体を丁寧に洗いましょう
あと、より刺激を減らして背中を洗うならば
手ぬぐいがオススメです
化学繊維と違って
綿100%の手ぬぐいは肌を傷付けにくいので
使ったあとも乾きが早いので衛生的に使用できます
肌トラブルの場合ケアは、刺激を与えないことが基本のようです
特に背中は、目で見ることも少ないし
衣服の刺激も気に留める人も少ないですが
その分、背中ニキビは悪化しやすい状況で
症状が重くなってから自覚することになってしまいます
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