町田の美容室ROWSEです
今回は
「皮脳同根(ひのうどうこん)」のお話の後編です
今回のキーワードは、『第3の脳』です。
皮膚が『第3の脳』と言われる理由
このお話の前編でも話をしたように
「皮脳同根」(ひのうどうこん)⇒ 皮膚と脳は同じルーツを持つために密接に繋がっていることを示した言葉
皮膚と脳はルーツが同じなのです
この『第3の脳』とは皮膚を指しており、
脳と皮膚の繫がりを読み解く中から生まれたキーワードです。
実は、受精卵が細胞分裂する際に脳と皮膚は同じルーツから生まれ、
よく似た仕組みを持っていることから『第3の脳』と言われています。
もちろん第3があるんだから第2というのもあるはず!
そう!『第2の脳』というのは「腸」のことです
今回のテーマは、脳と皮膚のつながり
第3の脳の話にもどります
皮膚と脳のつながりに関しての研究が進んで
生まれたばかりの赤ちゃんから、
体にトラブルを抱えるシニアに至るまでのQOLの維持・向上にすでに活かされているようです
毎日の生活を考えてみると、お風呂で湯船につかった瞬間に「あ~気持ちいい~~」と感じたり
腹痛の時に手でおなかをさすってもらうと「痛みが和らいだなあ」と感じたりするのは
実は体の表面の皮膚がキャッチしたものだったことがわかります。
人間の皮膚にはアドレナリンなどの脳内物質を感じとる受容体があるので
いろいろな感情を作り出す役割も担っています
皮膚の役割とは1つが生命を維持するための
「防御機能」
もう1つが環境の変化を感知する
「感覚機能」
です
「防御機能」は体液の流出を防ぎ、体外からの異物侵入を防いでます
「感覚機能」は、周囲に起こった現象を知らせる機能で
何かを理解するためには不可欠な役割をしています
「鳥肌が立つ」などの表現はこの「感覚機能」がすくいとった現象で
私たちの目には見えない情報を、皮膚は鋭く受け取ってくれていることだということです
お父さんや、おかあさんが、赤ちゃんをマッサージすると
赤ちゃんの表情はとても穏やかになって
安心感に満たされた表情になります
これは、皮膚に備わった「快」を感じる神経によるもので
赤ちゃんの心が満たされるのはもちろんですが
脳や全身の発達を促す働きもあるようです
赤ちゃんがマッサージされている様子は
見ている側にとっても、幸福感を感じます
私たちも頭が痛くなったり、肩がこったりすると、
無意識に手で患部を押したり、もんだり、さすったりします
あるアンケート調査によると「定期的ではないけど、必要な時にマッサージに行っている」人が約30%いるようです
マッサージをする部位の一位は「肩」
2位以下は「首」「ふくらはぎ」「目のまわり」「足裏」の順に続くようです
では
手でもみほぐしたり、マッサージをすると血行が促されますが、
その理由はNO(一酸化炭素)という血管を広げる物質が出て
血管の中だけでなく皮膚表層の表皮細胞もNOを放出します
その結果毛細血管が拡張され、疲れを癒した上にリラックスした状態をもたらしてくれます。
最近は、会社の福利厚生として「社内マッサージ」の設置も増えてきているようです
3月から4月にかけては、様々な環境の変化もあっていつもよりストレスが増す季節です。
体調を崩しがちな時は、自分自身を励ます気持ちでマッサージを心がけ、
まずは脳の元気を取り戻したいですね。
パソコンに向かう時間が長すぎるなと思った時は、
目の回りに集まったツボを軽く刺激しながらマッサージすると、頭もすっきりするはずです
肌は心の状態を
正直に表してしまうものなので
脳で受けたストレス
心配やいらいら
不安 怒り 悲しみ
といったものが神経を通じて
お肌に影響を及ぼしているのです。
また嬉しいこと楽しいことウキウキ
ワクワクしているときはお肌も
艶々だったりして、
恋をすると女性は綺麗になるとか言いますが
つまり肌荒れなどのお肌の表れているサインは、
神経や心の状態を知ることができるということでもあります
毎日お顔を鏡で見る中で、お肌と会話をしたりしながら
自分の心の状態をチェックして
自分自身のストレス解消法やリラックスする方法をみつけるといいですよね
そして最近は身体だけではなく
「頭」のことを考えたマッサージ、指圧、リンパほぐし
などのメニューを取り入れるお店や
もともと「頭の部分」のプロの一人でもある「美容師」も
髪だけではなく頭皮を含めた頭への視点がかわってきてます
ROWSEでも美容室はパーマ、カット、カラー、縮毛矯正などの
作り上げるメニューだけではなく
頭皮環境を整え髪自体を綺麗に保つメニューをはじめております
リラックスメニューとしてだけではなく
様々な頭の悩みにアプローチできるように勉強しております
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